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健康情報

小児の主な伝染病一覧

1. 麻疹(はしか)

潜伏期間 10~12日
流行時期 秋から春
感染経路 接触・飛沫
主な発病状況 くしゃみ、せき、流涙、結膜炎、発熱などのカタル症状、コブリック斑
隔離しなければ
ならない期間
解熱した後3日を経過するまで
免疫 終生
予防法 予防接種(MR)

2. 風疹(三日はしか)

潜伏期間 14~21日
流行時期 秋から春
感染経路 飛沫
主な発病状況 発熱とともに発疹
頸部のリンパ腺が腫脹する
隔離しなければ
ならない期間
発疹が消失するまで
免疫 終生
予防法 予防接種(MR)

3. 水痘(みずぼうそう)

潜伏期間 14~21日
流行時期 冬から春
感染経路 接触・飛沫
主な発病状況 体幹からはじまる発疹
隔離しなければ
ならない期間
全ての発疹が黒いかさぶたになるまで
免疫 終生
予防法 予防接種

4. 伝染性膿痂疹(とびひ)

潜伏期間 2~10日
流行時期
感染経路 接触
主な発病状況 水疱、水疱がつぶれた部分がただれて汁がでる
隔離しなければ
ならない期間
患部がほぼ乾燥するか、湿潤部位が被覆できる程度のものであること
免疫 なし
予防法 なし

5. 流行性結膜炎

潜伏期間 5~12日
流行時期
感染経路 接触
主な発病状況 眼が赤く腫れ、目ヤニや涙がでる
隔離しなければ
ならない期間
結膜の症状が消失したら
免疫 なし
予防法 なし

6. 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

潜伏期間 14~24日
流行時期 春 秋
感染経路 接触・飛沫
主な発病状況 耳の前下部の腫脹と発熱
両側の時も、片側だけの時もある
隔離しなければ
ならない期間
耳下腺、顎下腺または舌下腺の腫脹が出現した後5日間を経過するまで
免疫 終生
予防法 予防接種(任意)

7. インフルエンザ

潜伏期間 1~3日
流行時期
感染経路 接触・飛沫
主な発病状況 寒気、発熱、頭痛、下痢、嘔吐、関節痛、食欲がなくなる
隔離しなければ
ならない期間
発熱した翌日から5日間かつ解熱した翌日から3日を経過するまで
免疫 1年間位
予防法 予防接種(任意)

8. ウィルス性胃腸炎

潜伏期間 1~3日
流行時期
感染経路 接触・経口
主な発病状況 発熱、下痢、嘔吐
隔離しなければ
ならない期間
下痢症状がなくなり、普段の食事ができるようになるまで
免疫 なし
予防法 なし

9. 溶連菌感染症

潜伏期間 2~5日
流行時期 春 冬
感染経路 接触・経口
主な発病状況 発熱、発疹、咽頭痛、苺舌、口囲蒼白
隔離しなければ
ならない期間
抗菌薬内服後48時間経過していること
免疫 1~2年
予防法 なし

10. ジフテリア

潜伏期間 2~5日
流行時期
感染経路 接触
主な発病状況 発熱、嘔吐、数日で咽頭に白い膜
隔離しなければ
ならない期間
のどから菌が検出されなくなるまで
免疫 終生
予防法 予防接種(四種混合)

11. 百日咳

潜伏期間 7~14日
流行時期
感染経路 接触・飛沫
主な発病状況 日増しにひどくなる咳、ひくような痙攣性の咳
隔離しなければ
ならない期間
特有の咳がなくなるまで
免疫 終生
予防法 予防接種(四種混合)

12. 日本脳炎

潜伏期間 2~7日
流行時期
感染経路 接触
主な発病状況 高熱、頭痛、ウトウトと眠り続ける
隔離しなければ
ならない期間
急性諸症状が消えるまで
免疫 終生
予防法 予防接種

13. 急性灰白髄炎

潜伏期間 4~10日
流行時期
感染経路 接触・飛沫
主な発病状況 発熱、下熱後に四肢の麻痺がでる
隔離しなければ
ならない期間
急性諸症状が消えるまで
免疫 終生
予防法 予防接種(四種混合)

14. 腸管出血性大腸菌感染症

潜伏期間 3~8日
流行時期 年間
感染経路 経口
主な発病状況 発熱、下痢、嘔吐、腹痛
隔離しなければ
ならない期間
症状が治まり、かつ抗菌剤による治療が終了し、48時間あけて連続2回の検便によっていずれも菌陰性が確認されたもの
免疫 なし
予防法 なし

15. 咽頭結膜熱

潜伏期間 5~7日
流行時期
感染経路 接触・飛沫
主な発病状況 発熱、咽頭炎、結膜炎
隔離しなければ
ならない期間
主な症状(発熱、咽頭発赤、眼の充血)が消失して2日が経過するまで
免疫 なし
予防法 なし

16. 結核

潜伏期間 1~2ヵ月
流行時期 年間
感染経路 空気
主な発病状況 発熱、咳、痰
隔離しなければ
ならない期間
医師の判断による
免疫 終生
予防法 予防接種(BCG)

17. その他第1種及び第3種感染症

第1種…エボラ出血熱、ラッサ熱、ペスト、重症急性呼吸器症候群
第3種…コレラ、その他
隔離しなければ
ならない期間
医師の判断による
免疫 なし
予防法 なし
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